
「住する所なきを、まず花と知るべし」――世阿弥は、同じ場所や形にとどまり続けないことこそ、芸の「花」だと説きました。 受け継ぐべき型を大切にしながらも、そこで止まらない。時代も自分も変わるなかで、次の表現を探し続ける。その動きのなかに、花は生まれるのだと思います。 8月は、僕の誕生日です。48歳になりました。 48年間、本当にたくさんの方に力を貸していただきました。舞台で出会った方、声をかけてくださる方、一緒に作品をつくってくださる方。あらためて、心からありがとうございます。 48歳になっても、芸はまだまだ未熟です。けれど、これからも伸びしろしかない、と本気で思っています。AIという新しい技術に触れ、自分にできることも少しずつ増えてきました。 一つのやり方に住みつかず、貪欲に学び、試し、つくること。その先で、誰かの顔がほころぶような時間を届けたい。 これからも変化を楽しみながら、舞台と制作活動を続けていきます。
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